『思考する機械 コンピュータ』を読んで印象的だったフレーズ

ロマンに溢れた言葉たちに、現代を生きる楽しみ方のヒントを得た。

ch.7 「並列コンピュータ」

p.203

たいていの計算処理が並列的に実行できる複数の部分問題に分解可能な理由の1つは、計算処理が自然界の物事をモデルに構築されていることが多いからである。そして、自然界の物事が並列的に機能するので、それをモデルとした計算も並列的に実行できるのである。

ch.8 「工学的アプローチの次にくるもの」

p.234

工学的な技術を超えるための道具とは、我々に、我々の理解を超越したものを想像させてくれる道具である。そして、人類に対する最大の技術的貢献とは、それを可能とする道具を丹生させることにある。